白”雪姫”の雑なエンジニアブログ

ダイアリーがなくなってしまったため、エンジニアブログとして再出発

【脆弱性】GVMをインストールしたお話

【経緯】
今までCentOS6、OpenVAS9でGreenboneのFeedを強制取得する様に編成して
使っていた社内サーバがついにご臨終。
せっかくなので、サポートバージョンのOSとサポートのOpenVASに変更したいよね。
って事で検証

【環境】
VMWare(FusionもしくはPlayer)
OS:Ubuntu 20.08
GVMバージョン:20
GUIモードインストールを行っています。

【インストール方法】
https://github.com/yu210148/gvm_install
ぶっちゃけ上記参照で動きました。
ただ簡単に書くと、wgetしてきて、インストールシェルに実行権限を付与、
叩くだけで問題無く動きます。

ですが、一部の動作で不良を起こすときがあるので
20.08以降のOSは末尾にあるPosgreのINDEX作成しておいた方がいいです。

【メモした理由】
GVMになってから、21ソースとか使って動かそうとしたのですが大体ScannerかNVTのアップデートに失敗します。
そのせいで何も出来ないって言う。
20は安定稼働してるみたいなのでおすすめです。

【インストールコマンドメモ】
ターミナルから

$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get upgrade 
$ wget https://raw.githubusercontent.com/yu210148/gvm_install/master/install_gvm.sh
$ chmod +x install_gvm.sh
$ sudo ./install_gvm.sh
Would you like to install version 20 or 21? 20

~しばらく待ちます~

$ sudo -Hiu gvm gvmd --user=gvmadmin --new-password=パスワード設定
$ sudo su -
# su - gvm
$ /opt/gvm/sbin/greenbone-feed-sync --type SCAP
$ /opt/gvm/bin/greenbone-nvt-sync
$ /opt/gvm/sbin/greenbone-feed-sync --type CERT
$ /opt/gvm/sbin/greenbone-feed-sync --type GVMD_DATA
$ /usr/bin/sudo /opt/gvm/sbin/openvas --update-vt-info
$ exit
# su - postgres
$ psql gvmd
gvmd=> CREATE TABLE IF NOT EXISTS vt_severities (id SERIAL PRIMARY KEY,vt_oid text NOT NULL,type text NOT NULL, origin text,date integer,score double precision,value text); 
gvmd=> SELECT create_index ('vt_severities_by_vt_oid','vt_severities', 'vt_oid'); 
gvmd=>ALTER TABLE vt_severities OWNER TO gvm;
gvmd=>exit
$ exit
# reboot

同サーバ内ブラウザ起動
https://localhost/

上記で設定している
ユーザ名:gvmadmin
パスワード:パスワード設定
にてログイン

右上に居る人間マークから「MySetting」
左上方にある紙とペンのマークをクリック

以下を変更
Time Zone→Asia/Tokyoへ
Saverity Class→PCIDSSへ
Default Severity→6.0へ
Default OpenVAS Scan Config→System Discoveryへ
Default OpenVAS Scannner→OpenVAS Defaultへ
Default Port List→All IANA assigned TCP and UDP
Default Report Format→PDFへ

saveをクリックして保存。

Scans→Tasks
星マークのステッキアイコンをクリックしてスキャン実施→正常に始まれば成功

となります。

ではでは。