白”雪姫”の雑なエンジニアブログ

ダイアリーがなくなってしまったため、エンジニアブログとして再出発

【NAS4Free】日本語に対応する。

あることがきっかけで、NASを構築することとなったので調べて使ってみた。

まず、フリーのNASって何があるの?ってことで幾つか紹介。

FreeBSDベースで作られてるFreeNAS
http://www.freenas.org/

Linuxベースで作られてるOpenfiler
http://www.openfiler.com/

こんなんが、あります。

今回使ったのは、FreeNASの亜種である、NAS4Free(http://www.nas4free.org/)

悩んだのは、他のサーバからデータをrsyncで持ってくるときに、
日本語、いわゆる2バイト文字が文字化けしてしまってデータの同期が取れても整合性の確認がとれないので困った。

更に困ったのは、Free4NASのベースOSがFreeBSDで制作されているのでコマンドに困った。。
ということで、マウントから下記に記載していこうと思います。

まず、2バイトの文字を表示させるのに
libiconv.so
ってファイルが必要らしい。
rsyncコマンド叩いた時にないって怒られたけど、エラーのメモ忘れた。

findコマンド使って、調べてみたら対象ファイルが無いが
libiconv.so.3
っていうファイルがいる。

3のファイルが居たディレクトリは
/usr/local/lib/
って場所。
まぁ、いたって普通のライブラリの格納先。
というわけで、対象ディレクトリに移動してシンボリックリンクを張ってみようっていうことで張ってみた。

# cd /usr/local/lib/
# ln -s libiconv.so.3 libiconv.so

で、リンクしてみる。
rsyncコマンド通っちゃったよ。。。

2バイトが表示されるようになったのでマウント。
いつもどおり、
# mount -t cifs ***(移行元サーバのアドレスとディレクトリ) /mnt/***(マウントポイント)

あれぇ?・・・通らない。

NAS4Freeでは

# mount_smbfs -I {ServerIP} -O {domainname} -U {username} //username@servername/directory /mountpoint/

っていうのが正しい動きらしい。これによってパスワードが聞かれて無事にマウントできた。

オプションとかもメモしてなかったので、次回更新するときに更新出来ればとおもう。

ちなみに利用したFree4NASのバージョンは下記の通り
NAS4Free
x64
9.1.0.1.636